【旧枠モダン】エターナルグリーンとその顛末
GP旧枠モダンお疲れ様でした。
残念ながら私の戦績はゴブリンを握っての2-2でした。口だけ野郎です。精進します。
さて、今回はゴブリンを握ったわけですが、直前まで本戦デッキの候補になっていたデッキがあります。そのデッキはずばりエターナルグリーンです。
基本セット2019(7/13発売!)に《市長の笏/Magistare's Scepter》が収録されることで旧枠モダンでも使用可能になりました。
市長の笏は4マナと自身のタップで蓄積カウンターを置き、蓄積カウンター3つと自身のタップをコストに追加ターンを得る、《Time Vault》です。
エターナルグリーンが本当にエターナルする為には3枚の《通電式キー/Voltaic Key》と15マナが必要です。モミール・ベーシックであれば土着のワームが対戦相手を屠っていることでしょう。
実際に15マナとキー3枚を並べるのはサーチのあまりない旧枠モダンでは無謀なので、《種子生まれの詩神/Seedborn Muse》を使うことで、相手にターンを一度渡した後に自分のターンが3連続来るという不思議なゲームになります。
(自ターン(蓄積カウンター2つ)→相手ターン(追加ターン発生)→追加ターン(蓄積カウンター2つ)→自ターン(追加ターン発生)→追加ターン(蓄積カウンター2つ)→相手ターン(追加ターン発生)という流れになる)
追加ターンが連続することで、神の怒りや物語の円を機能させにくくしたり、一気にライフを詰めたりすることができます。時間停止モノってやつですね。
序盤を凌ぐ必要がありますが、幸い緑には濃霧や根の壁、雹の嵐といった時間稼ぎカードがあり、架空のトップメタであったゴブリンにもある程度の耐性があります。
何よりも、カードが、いい。
そんなわけで、見た目よし、中身よし、新カード(19年前)特有のわからん殺しを兼ね備えた完璧なデッキができた。
と、思っていた。
このデッキは・・・構築の時点でマリガンしている・・・?
デッキコンセプトが鬱陶しかった。エターナルグリーンのエターナルがとにかく邪魔だった。
それでも、こんな初手の時は本当に強かった。だけど通電式キーだけは許せなかった。
かくして、エターナルレスエターナルグリーンが生まれた。
https://dig.cards/decks/magicthegathering/148757
デッキの動きは簡単。
森を置く、ゴミ(花盛りの春か流転の護符を置く)→でかいのを叩きつける。
追加の花盛りの春として流転の護符を追加。これにより護符→詩神と動くとなんと相手のターンに護符を構えることができるというスーパーコンボができます。
泣く泣く茨の精霊を解雇した枠には丸いトリスケリオンを。対罠の橋、対物語の円を見越してドラゴンの血まで採用。
サイドボード以外に、このデッキに隙はない・・・!
と、思っていたのですが一人回しでゴブリンのドブンに轢かれたので本戦では使いませんでした。
あとはよろしくお願いします。すみません。
【旧枠モダン】再録の可能性のあるカードは?
お題をいただいたので初投稿です。
[TwiPla] #GP旧枠モダン :基本セット2019 https://t.co/efdr9Qm1S3
— 【公式】旧枠モダン情報アカウント (@Old_modern) June 12, 2018
別件ですが虚無のアカウント作りました。GP旧枠モダン:基本セット2019の実況もこのアカウントで行う予定です。
本垢でのツイートが偏りまくってたので割と便利です。よろしくお願いします。
ありがたいことに旧枠モダンのデッキを組もう!という方を見かける機会が以前よりずっと多くなりました。と同時に「《十字軍》を寄越せ」「《火炎舌のカヴー》が欲しい」「第10版を選ぼうで《アーナム・ジン》と《貪欲なるベイロス》を下した《トロールの苦行者》絶対許さねえ」などの嘆きも見られるようになりました。
そんな旧枠モダンですが2018年6月13日午後4時現在で894種のカードが使用可能です(Scryfall調べ)。
前回のセット『ドミナリア』では新規カードが5枚も増えるという大盤振る舞いが記憶に新しいかと思います。
そんなドミナリアですが、とあるカードが旧枠モダン勢の中で話題になりました。
白からの呪禁、黒からの呪禁
白騎士&黒騎士の現代版ですが、ついにプロテクションを失ってしまったのです。
プロテクションという能力は実に厄介で、ある程度遊んでいるプレイヤーでも正確な能力を把握し切れていないなんてことがザラにあります。ブロックされず、対象にならず、ダメージを与えられず、エンチャントされない(&装備できず、城砦化されない)という性質すべてがプロテクションの一語に含まれています。
別に何も難しくはないのですが、他のキーワード能力に比べるとだいぶ複雑なので、常磐木からは外されてしまった、という能力です。
しかしまだ廃止には至っていない能力というのが現状です。
プロテクションがまた必要とされる時が来たとき、プロテクションは再び登場するのだ!
~からの呪禁バランス良さそうだし、プロテクション二度と出なさそう。
同記事で土地渡りや畏怖は死んでる。合掌。
そんなわけで前置きが長くなりましたが、基本セットや今後の再録があり得そうで、欲しいカードを挙げてみたいと思います!
これはあり得ないだろ・・・と除外したのが
・それは再生できない。というインクの染みがあるもの(《略奪》など)
・能力の使用が強制で、デメリットになり得るもの(《火炎舌のカヴー》など)
・露骨な上位互換の出たもの(《カヴーのタイタン》など)
・固有名詞を含むもの
あたりです。
《長弓兵/Longbow Archer》
先制攻撃、到達、説明不要!
到達がどこまで強いのかはともかく、白ウィニーの2マナ域《サルタリーの僧侶》よりは攻守が安定していますね。
《銀騎士/Silver Knight》
プロテクション問題さえなんとかなれば・・・の筆頭。
再録されたら「旧枠モダンは公式フォーマット」みたいな顔を一生すると思う。
《マーフォークの交易商人/Merfolk Traders》
出たときルーティングの1/2マーフォーク。タフネス2がなんともそれっぽい。
イクサランブロックでの再録が期待されたものの叶わず。もしも再録されたらリアニや部族マーフォークの可能性が広がりますね。
《除外/Exclude》、《排撃/Repulse》、《放逐/Dismiss》
説明不要の《謎めいた命令》
《予言の稲妻/Prophetic Bolt》
4点ダメージのち《衝動》
《稲妻の天使》を使う動機がもう1つ欲しいので、ラヴニカに期待!
《堆石提/Terminal Moraine》
《ねじれ地帯》を許すな。
以上、私が個人的に再録を期待しているカードたちでした。ベストテン形式は無理でした、すみません。
あくまでこうなったらいいなくらいの記事なので適当に流していただけると幸いです。
正直現状でも「これ以上カードの追加あり得る・・・?」みたいに考えているので、追加があろうとなかろうとのんびり楽しんでいきます。
が、GP旧枠モダン:基本セット2019はプレビューされたばかりのカードを容赦なく使用可能です!!!組んだデッキが予期せぬ追加でGP3日前に崩壊する可能性もあるぞ!!!!!
そんなGP旧枠モダンはまだまだ参加者募集中!!
震えて眠れ(挨拶)
【旧枠モダン】赤単ゴブリン調整録
GP旧枠モダンお疲れ様でした。
前回の3人を大きく上回る8人という、恐らく世界最大級の規模での開催ができました。
皆様本当にありがとうございます。
R1 スクイーバインド○○
— 双木湊@例大祭【に48a】 (@Minato_Namiki) 2018年4月15日
R2 稲荷ジャンド○×○
R3 アネックスワイルドファイア○×○
3-0で優勝できましたー!ゴブリン強い! #GP旧枠モダン pic.twitter.com/wlTv0krgSF
と、いうことで開幕イキります。優勝しました!
マッチングとデッキリストは上記の通りです。
デッキリストは写真だけだと不親切なのでDigへのリンクをつけておきます。
⇒https://dig.cards/decks/magicthegathering/139398
以下はデッキ選択の理由と、調整録です。
対戦レポートは記憶力がなく苦手なので皆様に期待。全体の話はブロガーの稲荷さんの狐の社・二社目に上がると思います(丸投げ)。
本当に上がりました。読み応え抜群なのでぜひご一読を。(4/18追記)
■なぜ赤単ゴブリンなのか
今回のGP旧枠モダンは、発売に先駆けてドミナリア(4月27日発売!)のカードを使用することができます。できるようにしました。
旧枠モダンは一応モダンですが、所詮は同人フォーマットなのでその辺はゆるふわなのです。なにより、重要なのは収録されるかどうかであって、現物の発売を待つ必要がないのです。使いたいカードが出てきたとしても、それは既に10数年前に印刷を終えているのですから。
そんなわけで、某所でリリースノートが流出して話題になったのがゴブリンの戦長。
既存のゴブリンでも十分戦えるレベルのデッキでしたが、3マナ域の弱さが課題でした。
加えてゴブリンの4マナ域はゴブリンの雪だるま1枚のみ。
5マナの包囲攻撃の司令官は強力なカードでしたが、5マナまで伸びてしまうゲーム自体があまり好ましくなく、土地少なめの軽い構成の方がデッキとしてまとまっていたのです。
そこに現れたゴブリンの戦長。事実上のゴブリンの戦車の上位互換であり、生き残ってしまえば4ターン目には包囲攻撃の司令官を唱えることができ、そのままゴブリンで雪崩れ込むことができます(テキスト読み上げニキ)
ということで、ドミナリアによってゴブリンデッキが大幅に強化されることが明らかだったのです。
さらに事件は続きます。
もはやなにがなんだかわかりません。嬉々として怒り狂うゴブリンを走らせてた、あの頃のゴブリンはどこに行った?
ということで、最強のゴブリンである包囲攻撃の司令官を早出しする術を2つも得てしまいました。構築はどうすればいいかわからないけれど、選択肢は増えた。選択肢が増えたということは強化されたということである。そして間違いなく、ゴブリンは対策される。
■メタられてもいいゴブリンへ
結局、デッキを決められないまま2日前になりました。
というのも、戦長入りゴブリンで練習した際、白青リアニメイトの堅牢な防衛隊1枚で負けてしまったからです。
そのような重めのアクションを取るデッキに対しては、カウンターを有する青緑グランビル(初回に掲載したデッキです)が有利で、かつあのデッキはお気に入りなのです。
赤単か、青緑か。
そういえば、以前の赤単ゴブリンは3マナ枠にボール・ライトニングを採用していました。
赤赤赤が要求されなくなったので、土地に山ではなく流砂などを採用してもいいのでは?と以前話題にしたのを思い出したのです。
ならば、その枠にペンデルヘイヴンを使ってもいいのでは?
グランビルで強さは確認済みでした。稲妻に対しては無力なものの、紅蓮地獄と雹の嵐に対して効果覿面なのです。同型戦においてもモグの狂信者の強さが変わってきます。
そうだ、紅蓮地獄と雹の嵐、弧状の稲妻は間違いなく撃たれるだろう、ならば、撃たれて死なないゴブリンを採用していこうではないか。
ということで、白羽の矢が立ったのがモグの歩哨です。
以前数枚試したところ、これが案外強い。
2点火力や今わの際で除去されないのはもちろん、戦闘前に唱えたロードを除去されても歩哨が強化されたり、相手のロード・速攻持ちに対して誘発して強力なブロッカーになったりで八面六臂の活躍。
場持ちのいいゴブリンが増えたことで、以前解雇したモグの下働きを再び採用しました。
また、流砂がものすごくつらかったので、無効化ついでに相手の場に山を作れる血染めの月を1枚メインにしました。
月を置くだけで勝てるようなフォーマットでもデッキでもないため、劇的に刺さるデッキならサイドから追加、山を出すか出さないかの赤多色なら1枚、山をガンガン置いてくるデッキにはアウトという形で落ち着きました。
そうしてできあがったのが冒頭のリストです。
そういえばスカークの探鉱者は?という声が聞こえてきそうですが、私は弱いと思ったので採用しませんでした。もちろん旧枠モダンにおいての話ですが。
通常のフォーマットではわらわらと並ぶことに定評のあるゴブリンですが、旧枠モダンではそれができるのが包囲攻撃の司令官のみなのです。
ゴブリンの首謀者やゴブリンの女看守のないデッキが、貴重なゴブリンをマナに変えるのはかなり厳しいです。
ひとたび頭数を減らしてしまうと、群衆追いの打点が上がらなくなり、ゴブリンの王の脅威も減ってしまい、元に戻すのも困難です。
あと、1マナ1/1をこれ以上増やすとデッキが痩せます。
以上の理由から、スカークの探鉱者の採用を見送りました。探鉱者入りで強い形があったら教えて欲しいです。(赤黒でただれたゴブリンを投げるのも楽しそうではあるけど、それをやりたいだけになりそう)
今回は想定通りに歩哨が仕事をしてくれたほか、劇的なトップ解決で接戦を制するなど、運にも恵まれて結果を残すことが出来ました。
サイドボードは要調整だと感じましたが、メインボードは中々いいものができたのではないかと自負しております。
GP旧枠モダンの次回開催についてお知らせです。
次回のGP旧枠モダンは7/1(日)を予定しています。
今回と同様に、基本セット2019のカードがすべて公開された直後の日曜日です。
もちろん基本セット2019の再録カードが使えます!何かくればね!!
GPとしての集まりは7/1ですが、それまでの間にも旧枠モダンをプレイする機会があれば積極的にやりたいですね。ぜひ誘ってください。
詳細が決まり次第、またTwiplaを利用して参加者を募集させていただきます。よろしくお願いします!
【旧枠モダン】デッキ構築のための第一歩
お久しぶりです。突然旧枠モダンが話題になったり、似た感じのオリジナルフォーマットが出てきた上にオシャレネームがついてていろいろと驚いている双木湊です。
突然話題になったことで、多少なり興味を持った方もいると思います。
カードリストを求めてのアクセスも少々見受けられました。たぶん(確認してないのでわかりません)。
そんなわけでいつものMTG Vault様です。
フィルターをつけての検索が楽なので、とりあえずブックマークしましょう。
英語での検索しかできませんが、カード画像が出るのでわかりやすいと思います。
続きましてScryfall様です。究極の激安フォーマット、Penny Dreadfullでもお馴染みだそうです。
使い方覚えたら最強でした。
実は上のMTG Vaultで引っかからないGiant BadgerやVizzerdrixなども出るので、カードリストとしてはこちらが正確です。
有志の奇行種です。本当にありがとうございます。
私も日本語のリストの作成をしようと思ったのですが、途中で飽きてしまった(需要もなさそうだった)ために頓挫しています。
今ならいける!!はず。
そんなわけで改めてカードリストを紹介させていただきましたが、通常のモダンで見向きもされないようなカードたちを見せられて、「ハイ、じゃあこれでデッキ組んでね」は困ると思います。
ということで、ここからデッキを組んでみよう!というスタート地点になりそうなものをいくつかピックアップしたいと思います。
・ロード
はい、全体に+1/+1以上の修正を与えるパーマネントは以上です。(死の奈落の捧げ物を忘れていたので追加しました)
ゾンビロードに目が行くと思います。実際、ものすごく強いです。
BFZ-SOI-KLD-AKH期のスタンダードでもゾンビデッキが活躍しましたね。
動きの質は大きく異なりますが、ロードによる修正で押し切るというコンセプトは同じなので、以前ゾンビデッキを使っていた方にはなじむと思います。
そしてゴブリン、なにやら次のドミナリアでものすごく強いカードが来るようです。
ゴブリンの手投げ弾による突然死がとにかく楽しいです。
エルフは以前組んだものが中々に好感触でした。詳しくはこちらを。
と、まあこのように部族デッキは組めます!(他の部族はまだ触ったことがないです。実はヴァーデロスが面白い・・・?)
平均的にクリーチャーが弱い環境ではあるのですが、結局のところはクリーチャーで殴って勝つのが一番手っ取り早いゲームですので、まずはこのあたりが無難だと思います。
・《獣群の呼び声/Call of the Herd》
このフォーマットを語る上で、外せないカードだと思います。実質未練ある魂です。
3マナ3/3というサイズは、大きいです。
確かに稲妻、火葬で落ちはするのですが、まぁそういう問題ではない。
実は4マナのクリーチャーがだいたい貧弱なので、サイズで象を超えるには基本的に5マナの生き物が必要になります。
そんな貧弱な4マナ域を埋めるのにも、獣群の呼び声は役立ちます。
実際身内で遊び始めた時も、最初はデッキ3つで獣群の呼び声は12枚でした。
こんな感じで、相性のいいカードもあります。
・《怒りの天使アクローマ/Akroma, Angel of Wrath》
旧枠モダンの最強クリーチャーです。
パワー6の先制攻撃によりクリーチャー戦はほぼ無敵で、最強の除去である終止でさえも弾くプロテクション。
加えて攻撃に参加してもタップしない、いわゆるセラ能力(現代語で警戒)があるため、1体で戦場を支配してしまうこともあります。
さあ、あとはアクローマを召喚するだけです!8マナを用意してもいいですが、普段15マナの宇宙椎茸と戯れているような皆様が、まさかそんな素直に払うとは思えません。
と、いうことで、オススメのわかりやすい裏口入学です。
流転の護符は分割とはいえ8マナかかりますが、無色ですし、ウルザトロンなんていかがでしょうか?
そんなわけで入門編っぽいのでした。
記載したデッキ、カードの組み合わせはいずれも私が一度やったことのあるものです。
この記事で少しでも興味を持っていただけたら嬉しいです。
もしもデッキ構築で詰まった時はぜひお声かけください。私にできる範囲でお手伝いさせていただきます。
そんな旧枠モダンの交流会、GP旧枠モダンの第2回が4月15日に、秋葉原のどこかで行われます!
観戦だけでも楽しいと思います。モダンなのに古臭い、奇妙なゲームを一緒にやってみませんか!?
Hearthstone ワイルド"巨人"ハンターのススメ
お久しぶりです(挨拶)。
ハースストーンはこれからワイルドが少し推されるようで、せっかくなのでお気に入りのデッキを紹介したいと思います。
はい、ということでナーガ&巨人コンボです。
ナーガの海の巨人により5マナになった各種巨人が、それぞれの能力でさらに軽くなるので、それを叩きつけていこう!というシンプルなコンボデッキです。
高速・大量展開された8/8に抗う術は限られており、大抵の場合『決まれば勝ち』となる非常に強力なコンボです。
ただし、デッキが相応に歪められているので一度綺麗に返されてしまうと非常に苦しいです。
それでは、重要なものから順に解説をしていきましょう。
キーカードです。どのマッチアップでも初手にあればキープです。
幸いハースストーンに思考囲いはないので2枚目はデッキに戻しましょう。
ナーガ巨人コンボをハンターで組む理由となる重要なカードたちです。
ナーガの海の魔女や各種巨人を手札に集める役割を担います。
エレク・追跡者の精度を高めるため、ノイズとなる他のミニオンはできるだけ入れないようにしましょう。
連中です。
自身の手札だけでなんとかできる山の巨人が(コンボ的には)一番信頼できます。
ゼンマイ仕掛けの巨人はプリースト系やハンド・キューブロック、フリーズメイジ系にはナーガなしで早出しできることが多いです。プリーストとウォーロック相手には全てキープしてます。
逆に溶岩の巨人はそれらのデッキに対して出せないことがありますが、それ以外のデッキが相手だとほぼ確実にナーガ経由で0マナになります。
山の巨人は巨人を連鎖させて速やかに終わらせる用です。正直消去法ですが、デッキに噛み合ってます。
この2枚の役割は基本的に相手のミニオンを除去し、不必要にこちらのヒーローがダメージを受けることを防止することです。
一番のポイントは武器はミニオンを攻撃することで、終末予言者は攻撃をヒーローに集中させることで溶岩の巨人のコストを減らせることです。
また、終末予言者は相手の展開を抑えることでゼンマイ仕掛けの巨人へも繋がります。
終末予言者は王のエレクのハズレを増やしてでも採用する価値がありますが、メタによっては減ったり抜けたりすると思います。
全体2点火力+5点ゲインです。これだけでかなり頼もしいです。
ヒロパで重装戦馬が捲れた場合、(こちらは巨人があるので)かなりの高確率で突撃を持たせられるということを覚えておくと、拾えるゲームが多いです。
その他です。前述の通り、ミニオンはできるだけ入れたくないので他のスロットは必然的にこのようになります。
・照明弾
ナーガと巨人以外はいらない!みたいなデッキなのでヒロパより1ドロー優先です。
アイスブロックで安心しているメイジを爆発させるのは勿論、爆発のルーンや変身ポーションもケアできるので対メイジではキープしていいです。
・爆発の罠&速射の一矢
相手が早い場合の対応札です。山の巨人用の手札が減ってしまうのでできれば使いたくないです。爆発の罠をバフで回避されたら基本負けるゲームです。
自身に3ダメージを飛ばすことも、滅多にないですがあります。覚えておきましょう。
・猟犬を放て!
主にパラディンの対策です。特に有徳の守護者。
並び方次第では海の巨人へ繋げることができますが、まあ、あまりないです(海の巨人が軽くなって出るパターンはだいたい負ける盤面のため)。
・必殺の一矢
御守りです。
終末予言者+フロストノヴァを避けたり、ビッグプリーストの汚物に刺したり。
獣の相棒や殺しの命令は不採用です。
デッキの動き的に獣の相棒の当たりは4/4のみだし、殺しの命令はほぼ3点火力なので。
ヒーロー毎に気をつけなければならないのが
・ドルイド
④毒の種(一度やられてひっくり返りました)
・メイジ
(ナーガの海の魔女に対する)爆発のルーン、変身ポーション
⑤終末予言者+フロストノヴァ
⑤ドラゴンの憤怒
⑥平等+聖別
・プリースト
⑥光爆弾
⑦心霊絶叫
⑧DKアンドゥイン
②ブラッドブルーム+後者
⑧捻じれし冥界
⑩破滅!
・ウォリアー
⑤乱闘
くらいです。
どれも基本ではあるのですが、ドラゴンファイアポーションやフレイムストライイク程度なら耐える。というのを念頭に置きましょう。
・プレイングの基本
基本的にプレイングもクソもないです。回るか回らないかがかなり大きいです。
なのでとにかくナーガの海の魔女と巨人を揃えて5ターン目(後手だと4)に叩きつけるのを目指します。
手札が減る行動はできるだけ避けます。また、例え相手に2/3がいようとも縫い目の追跡者は出します。多少の不利は巨人が全部覆してくれます。
手札に出せる巨人がない場合は基本的にナーガの海の魔女は出しません。また、付随する巨人が1体だけの場合も避けたほうがよいです(ナーガはほぼ確実に除去され、残る巨人1体のみで削りきるのが難しいため)。
と、ここで書くの飽きました。
好みの激しいデッキではありますが、小学生の組んだようなマナカーブとは裏腹に、意外と安定して回せるデッキです。
ワイルドのメタがわからないので自分との戦いみたいなデッキが使いたい、クラシックのパックを剥くとやたら巨人が出てくるといった方にとてもおすすめのデッキです。
わたしはもうこれしか回したくないです。以上です、ありがとうございました。
Old Schoolをプレイしました。
(※この記事は数回プレイしただけの初心者が書いています。)
お久しぶりです。月一更新を目標にがんばっていきます。
その低い目標ですらなかなかに難しい。
第二回にしていきなり旧枠モダンでない記事を書きます。書きたいので。
そもそも12月~1月頭がいろいろと忙しかった上に、頻繁に遊ぶ異常者どもソウルフレンズが体調を崩してしまったので・・・。
そうなるまえに最後に遊んだのがよりによって"Old School"でした。
Old Schoolってなんぞや?って方に軽く説明しますと、『α、β、アンリミテッド、アラビアンナイト、アンティキティ、ザ・ダーク・フォールンエンパイア(※)限定構築』です。(含まない場合もある。逆にホームランドまで含む場合もある)
こちらを参考にしました。GP京都のサイドイベントのアジア・オールドスクール選手権2018トライアルもこちらのフォーマットで行われるようです。(なんとなく再確認したらMana Vault無制限ですごいと思いました。)
貴族の遊びと言われるヴィンテージと同等、下手すればそれを超えるものもあります。
フェッチランドが存在しないので、多色デッキのマナ基盤がデュアルランドフル投入になったり、たまにショーケースに並んでる「いや誰がこれをこんな値段で買うんだよ」みたいなレアをものすごく使うのが主な要因です。
私は常日頃から旧枠のカードに親しんできたということで、ある程度のカードは持っている・・・わけがないのでプロキシありありです。
とはいえ持っていない、買う気もない(買えない)カードをバンバン使うのはいかがなものなのだろう?何の制限もなく強いカードを使うのはちょっと・・・。という謎の遠慮が働いたため、少々の制限を加えました。
持っていないカードは手描きで描く。
もちろん相手はカラーコピーでした。そりゃそうだ。
金枠Blank Cardはたくさんあったので使いました。SCGで$0.99の在庫がたくさんあるのでぜひ使ってください。
そんなこんなで完成したデッキがこちらです。
https://dig.cards/decks/magicthegathering/126675
↑こちらを参考にして、自己流で調整を加えました。
コボルドを並べて強化してアタック!です。Wheel of Fortuneがとても気持ちよさそうなので、じゃあTimetwisterも入れるかと思ってたらP9全部入りました。もちろん全部描きました。
太陽の指輪と魔力の櫃、加えてSolo MoxenということでEDHのように無色マナ余るのでは?と想定していました。
そして実戦。土地もモックスもそんな引けない。Black Lotusはずるい。
なんやかんや4マナ揃えてからの《Gauntlet of Might》!
次のターンからめっちゃ気持ちよくなるぞー!うひょひょh
そんなわけで大敗でした。
対戦相手氏はエスパーカラーのデッキだったのですが、やたら出ない青マナ、重い黒ダブルシンボルに苦労していました。(お互いにBraingeyserがものすごく弱かったです。)
プレイした感想は、
・クリーチャーが全体的に小さいのでゆっくり。SerendibやJuzam、真鍮の都の1点ですら結構大事。
・マナ基盤攻め強い。
・マナバーン煽り楽しい。
・エモい。《センギアの吸血鬼》出たとき泣きそうになった。
そんな感じなので旧枠モダン楽しい勢は楽しめると思いました。恐らく逆も然り。
イクサランの相克では何もなかったですが、次のドミナリアを信じて盛り上がっていきましょー