Ideal Idolはてな支部

旧枠モダンを語る。旧→http://mesmericmask.diarynote.jp/ 欲しいものリストhttps://www.amazon.jp/hz/wishlist/ls/2FNE62OF99FHJ?ref_=wl_share

旧枠モダンポータル 9月15日号

こんばんは!

特に解散はしていないソロサークルIdeal Idolのなみなと、なみさんこと双木湊です!

お酒を嗜みながらゲーム通話をし、解散したあとでふと当然(旧枠モダンの情報発信定期的にしたほうがよくね…?)と思い立ったので午前3時から書き始めています。思い立ったが吉日wってね。

なんとなくの形式はMTGJPを真似しつつ、隔週程度で旧枠モダンの"今"を発信できたらと思います。ちゃんと続いたら褒めて欲しいです。

※本記事ではカード名を《》、アーキタイプ名を【】で表記しています。

 

団結のドミナリア、発売!

去る9月9日、待望の新セット団結のドミナリアが発売!

旧枠モダンにも新規カード《衝動/Impulse》と《ガイアの力/Gaea's Might》がやってきました!

タルキール覇王譚が出る前くらいまではレガシーでも使われていたパワーカード

《衝動》は上4枚から望むカード1枚を手札に加えることができます!

旧枠モダンにおいては墓地が肥えない代わりにインスタントになって掘る枚数が増えた《巧みな軍略》、あるいは1マナ足したらめちゃくちゃ強くなった《選択》といったカードです。

手札に加えるカードの質が重要であった【《空飛ぶ男》パーミッション】や、キーカードを探したい【アネックスワイルドファイア】【青緑ストーム】などの強化・復権が予想されるほどの大きく影響のあるカードです。

 

《アラーラの力》が絶許リストから外れた日

《ガイアの力》は自身がコントロールする基本土地タイプ分だけの修正を与える巨大化の亜種です!

再録にあたってテキストがスッキリしたようでDomein-が増えただけだったりします。

以前から《部族の炎》の存在により認知はされていた【トライバルズー】がデッキになる可能性があります。

《巨大化》より修正が大きく、《樫の力》より軽いことから《投げ飛ばし》デッキに派生する可能性もありますね!

上記の《衝動》はもちろん、《俗世の相談》もありますので意外と……?

 

9月10日BIGMAGIC秋葉原店 旧枠モダンBM杯を青白コントロールが勝利!

団結のドミナリア発売直後の旧枠モダンを制したのは《衝動》による強化を受けた【青白コントロール】でした!

流行の【ステロイド】【アグロカーミック】に対するわかりやすく強い対処札として《神の怒り》がミッドレンジデッキのサイドボードに散見されるようになっていましたが、そうではない真の王道のデッキが早速勝利を飾りました。

やや強い"サイクリング"でしかなかった《選択》がすべて不採用、《神の怒り》で対処できない《樹上の村》《ミシュラの工廠》、苦手だった《スキジック》にも触れる除去として《翼の破片》が従来より多く採用されているのが特徴的です。

《嘘か真か》のバリュー強化、サイドボードへのアクセス手段増加など、デッキパワーが大きく底上げされて序盤中盤終盤隙がないデッキに進化したように思えます。

とはいえ初週の結果でもあるため、ここからのメタやデッキの研究が進むことでどう変化するかも見逃せないでしょう。

 

次回大会は9月17日のアメニティードリーム新宿店 旧モファイトクラブ

次の大会は今週末土曜日です!

発売週からの連続大会ですが、ここからどう環境が変化していくのか楽しみですね!

人数が増えるほどにPT旧枠モダンのポイントも増加します。ぜひご参加を!

old-flame-modern.hatenablog.jp

 

今回は以上です!

1時間程度あれば一応書き上げられるということがわかったので今後もがんばってたらいいですね!

それでは良き旧枠モダンライフを!

 

【ヒュージ・リーダーズ】ゲー「無」スリヴァー【巣主スリヴァー】

 

ヒュージ黄金律

委員会なのでたまには情報発信します(挨拶)。

上記の画像は2018年6月26日に書かれた『ヒュージ・リーダーズへのいざない』の一文です。

現在のルールへと至るまでの過程や考え方が記録されているので、今読んでも面白いです。歴史に興味のある方はぜひご一読をおすすめします。

y-tsukinari.hatenadiary.jp

 

さて、この記事はこれから崩してしまうデッキの記録です。

デッキコンセプトは『ゲー「無」を作る』『モダンホライゾン2を満喫する』『古えの墳墓が余ってないので使わない』です。

最終アップデートはモダンホライゾン2ですので、現代のデッキと渡り合うのは少々の改造が必要かと思われます。ひとまずはデッキリストをご覧ください!

デッキリスト

 

ごめんなさい、スリヴァー要素は統率者だけです。

わざわざ巣主スリヴァーを使うのはスリヴァーファンを狙った釣りではなく、これが最もゲー「無」適性の高い、唯一の5色「破壊不能」統率者だからです。

一方的に土地を攻める

ヒュージ・リーダーズでまともな動きをするためには5マナが必須です。

土地さえ壊してしまえば出来事や分割カード、ピッチスペルなどの小賢しいノン・ヒュージ・アクション*1しかできません。

これと
これじゃ!

だから統率者を5色にしておく必要があったんですね。

破壊不能が関係ない黙示録や燎原の火*2、燎原の火*3*4*5は不採用です。

枚数は多ければ多いほどよいので情けないのも入ります。

破壊不能で攻め立てる

番外パイオニア名物、作業場の古老

更地のアタッカーも多ければ多いほどよいです。巣主ちゃんは色拘束の関係で出ないことも多いので……。

山賊の頭、伍堂からカルドラの完成体を走らせるお手軽アグロが基本ですが、世界薙ぎの剣で薙げればほぼ勝ち確なので狙っていきましょう。

アヴァシンでお馴染み

そのほか

・続唱から全体除去を捲って更地に着地させるプランのための頂点壊滅獣or(他ではあまり見ない)エーテル宣誓会のスフィンクスが程よく強いです。

・クリーチャーと土地をまとめて流すところから始まる関係で厄介なキマイラコンボにやたらと強いのが特長です。

・手の内がバレると世界の敵と見なされてボコられがち。

 

最後に、このデッキは解体すべきという判断に至った美麗なカードで"お別れ"です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

無にしていいのは無になる覚悟があるやつだけだ

アディオス

 

*1:ある意味最もヒュージらしいとも言える。女装が最も男らしいと同義

*2:ポータルセカンド、ウルザズサーガなどの方。生贄なので……

*3:ポータル三国志の方。新野の火計。対象一人なのも論外ですが、土地を4つ破壊するというテキストがミソで、破壊できる土地を破壊しなければならないという不思議な挙動をします。MTGWikiで触れられていますのでよかったら読んでみてください。

*4:これがやりたかっただけでは?

*5:そうですが、、、

【旧枠モダン】PT旧枠モダン開催のお知らせ

懐かしい写真*1で失礼します。

完全招待制大会、PT旧枠モダン*2開催を宣言致します。

 

PT旧枠モダン概要

・招待選手8名によるシングルエリミネーション(くじ引き)

・3本先取制(BO5)

デッキリスト公開制(前日までの提出をお願いします)

・開催時期は兄弟戦争発売(12/16)後

です。

配信・カバレージによる情報発信を予定しています。現地観戦もできる予定です。

 

招待選手は

・期間中に全3回開催されるPT旧枠モダン予選*3の上位2名(合計6名)

・上記の権利者を除く、2022年後半(7月~)で良い成績を出し続けたプレイヤー2名

です。

前者は情報公開をお待ちください。

 

後者に関する詳細です。

以下の大会におけるスイスラウンド終了時の勝利数を基に、該当するプレイヤーを招待します。

PT旧枠モダン予選シーズン(2022/07/01~11/30)

期間中3回

・PT旧枠モダン予選

月1開催

・アメニティードリーム新宿店様 旧モファイトクラブ

・BIGMAGIC秋葉原店様 旧枠モダンBM杯

不定期開催

・GP旧枠モダン

※7月18日現在。

 

算出方法は以下の通りです。

大会規模×スイスラウンド勝利数=成績ポイント

※小数点切り上げ

※引き分けはノーカウント

 

大会規模(大会参加者)

2~4人:0.3

5~7人:0.5

8~16人:1

17~32:1.5

 

規模別の具体的な成績ポイント

2~4人:1勝以上で1ポイント

5~7人:3勝2ポイント、1-2勝1ポイント

8~16人:勝ち数と同じ

17人~32人:1勝2ポイント、2勝3ポイント、3勝5ポイント、4勝6ポイント、5勝8ポイント

 

ポイントに関する基本的な考え方

・大会規模は大きければ大きいほど良い(4人総当りの3-0より8人の3-0の方がいいよね)

・なんで大会もっと人集まっていきましょう

Q.言っちゃ悪いけど暇な人有利では?

A.「暇な人」ではなく「いつも大会を盛り上げてくれている人」です。有利なのは当然。

ポイントは公開情報とします。

現在公開方法は検討中ですが、要望があれば出せる状態です。

 

PT旧枠モダンはあくまで追加のお祭りイベントというポジションで企画しています。

本戦参加者全員を外野からたくさん応援できるようなイベントにしたいので、皆さんよろしくお願いします!!

懐かしすぎる写真

 

*1:2018年7月1日第3回GP旧枠モダン

*2:実は第2回です

*3:PT旧枠モダンQualifier、PT旧Qです。

【ミステリーレガシー】ダレッティストンピィ

久しぶりの更新です。

気が付けば4月となり、DiaryNoteも事実上の終了*1ということでインターネットに残した日記や記録を振り返ることが最近*2は多かったように思います。*3

本日は世界初開催であろう*4ミステリーレガシーの大会に潜入してきたので、その記録を残しておきたいと思います。

 

ミステリーレガシーって?

これです。

左下にプレインズウォーカーマークの入った、特価コーナーに置かれがち*5な再録カード群のみで遊ぶレガシー*6です。

 

使ったデッキ

これです。

www.moxfield.com

4 《屑鉄の学者、ダレッティ》

 

4 《アン一門の壊し屋》

4 《砕骨の巨人》

4 《焼却の機械巨人》

4 《月の大魔術師》

4 《遺跡掘削機》

4《猿人の指導霊》

 

4 《稲妻》

4 《煮えたぎる歌》

 

2 《殴打頭蓋》

4 《水蓮の花びら》

 

4 《古えの墳墓》

1 《宝石の洞窟

4 《大焼炉》

4 《ミシュラの工廠》

5 《山》

 

-サイドボード-

2 《四肢切断》

3 《火炎舌のカヴー》

2 《氷の干渉器》

2 《マグマのしぶき》

1 《破壊放題》

2 《トーモッドの墓所

3 《ワイルドファイアの密使》

かつて存在したドラゴン*7ストンピィから色々*8抜けたもの、今風に言うと赤単プリズンのプリズン*9抜き、のようなものです。

煮えたぎる歌などの一時的なマナ加速を用いてヒュージ*10なものを早いターンから投げつけていくライブ感重視のデッキです。

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誰?

デッキの核はこちらのダレッティ。ミステリーレガシーはプレインズウォーカーの処理が大変*11なので昨今の公式フォーマット*12より強いです。

同じく統率者デッキに収録されているワームとぐろエンジン*13なんかがあればよかったのですが、ないのでちょっと怪しいカードを採用しています。

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君しかいないの。助けて。

白羽の矢が立った*14のは遺跡掘削機。かなり求めてる人材かなーと思ったのですが、めちゃくちゃ追放されて何もしなかったです。よじれた嫌悪者*15を頑張って釣ってたあの頃*16を思い出しました。

こんな感じのデッキでした。結果は不戦勝込みで2-2。負けはどっちも青白系コントロール*17でした。

 

経緯

初めはルーカからエムラクールを呼び出す、いわゆる変身デッキを組む予定でした。

www.moxfield.com

一番最初に見た、完成系っぽいデッキが人間デッキ*18だったので、反射魔道士で容易に処理されるエムラクールより大祖始かな……となりました。

その後は豊富なマナ加速から叩きつけるカードがあまりにも弱いために体調を崩しかけた*19ので、ルーカのテキストに着目してマナコスト3で揃えたクリーチャー群を採用*20し、エムラクールと違って墓地が残るのでダレッティ+機械巨人あたりを中間点として採用し、最後にルーカと大祖始を抜いて完成*21となりました。

結果はぼちぼちでしたが、1ターン目に元気に駆け出していくアン一門の壊し屋くんを眺めることができてかなりよかったです。

 

ミステリーレガシーの今後に関して

実際にプレイした感想ですが、当日のメタゲームが青白コントロールに偏り、結果も上位3名がそれという中々壮絶なものでした。

この結果に関しては予想していた通りであり、対策やプレイヤーの練度で緩和されていくと考えているので、個人的には特に問題視してません。

問題はSecret Lairでの追加カードですが、やはり流通が始まり次第順次プールに加えていくことになると思います。追加後にも今の面白さが残っているかはまだわかりませんが、それだけを禁止するのはスマートではないので……。

今後も細々と遊んでいきたいフォーマットだと思いました。いつか旧枠モダンのようにイベントもやってみたいですね。

*1:まだ観覧はできます

*2:ここ2週間くらい?

*3:個人の感想です

*4:ソースなし

*5:専用のコーナーを作って欲しい

*6:公式フォーマットの1つ

*7:ラクドスの地獄ドラゴン

*8:虚空の杯、三なる宝球を始めとした大事な部分

*9:虚空の杯、三なる宝球を始めとした大事な部分

*10:マナ総量が5以上のものを指すことがある

*11:真髄の針がない

*12:スタンダード、モダン、レガシーなど

*13:強い

*14:日本古来の風習あるいは伝承によれば、生贄を求める神は求める対象とする少女の家の屋根に、白羽の矢を目印として立てたという。このことから転じて、「白羽の矢が立つ」の形式で「多くのものの中から犠牲者として選び出される」という意味として使われる。

*15:委縮した卑劣漢と混ざりがち

*16:3,4年前程度

*17:マナベースにエスパーのタップインを採用する都合で未練ある魂がナチュラルに入るのでエスパーコンといっていい

*18:全部マーク付きで揃えてて凄かった

*19:番外パイオニアのリスト作成後に倒れて救急搬送されたことがある

*20:代わりにトークン生成系が抜ける

*21:当社基準による

【旧枠モダン短編】《炎の供犠/Immolation》

2021年9月7日。

イニストラード:真夜中の狩りプレビュー期間の真っただ中。

誰もが期待していなかった、誰もが予想していなかった。

旧枠モダンへの追加カード。

その名は《炎の供犠/Immolation》。

この記事は、そんなリミテ用コモンに喜んだ一人の感情の記録である。

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《炎の供犠/Immolation》 (R)

エンチャント -オーラ

エンチャントされているクリーチャーは+2/-2の修正を受ける。

ごくシンプルなテキストだ。

《血の渇き/Blood Lust》と並び、パワーを上げてタフネスを下げる赤のカードの祖である。*1

捨て身の攻撃、諸刃の剣といったイメージの非常に赤らしいカードだ。

第4版以来16年ぶりの再録となるカード、果たして旧枠モダンに居場所はあるのだろうか。

 

……答えはイエスである。

 

 

赤単バーン。

《稲妻》《火葬》という傑作呪文の下に《ショック》が4枚並んでいるという、ある種衝撃的なデッキだ。*2

旧枠モダンでたびたび見られる"あまりにも見た目が弱そうな割に実は強いデッキ"の1つだが、明確に苦手とするデッキが存在する。

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Selesnya Control(大嘘)

(画像はhttps://note.com/legaponmof/n/nf2c160951a7c#wVO88からお借りしました。)

オーランカー。《オーラトグ》*3に《怨恨》を食べさせてすくすくと成長させる健康的なデッキだ。

オーラトグは火力呪文に合わせてエンチャントを食べてしまうため、かの稲妻先生であっても手を焼くクリーチャーである。

そんなオーラトグを育てて《魂の絆》でライフを回復する、赤いデッキにとっては悪夢のような存在である。

オーランカーは現旧枠モダンでもトップクラスの速度を持つデッキであり、メイン4枚の《地の封印》もあって現在のTier1*4であるカーミックボンバーに非常に有利なデッキとして注目を集めている。*5

 


そんなオーラトグを赤1マナで処理できるカード、それが炎の供犠なのだ。

"旧枠モダンの環境"とやらはコモン1枚でも波紋を生むのである。

これからのカード公開も、目が離せないものとなるだろう。

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余談だが炎の供犠はシャンダラーRTAでも大活躍している。飛行ブロッカーの排除や《シヴ山のドラゴン》強化による時間短縮はもちろんのこと、詰みがちな《鬼火》を綺麗に処理することができる非常に重要なカードだ。赤のApprentice初期デッキに最初から2枚投入されているので間違って売らないように注意したい。なお赤のボス戦時に自身のシヴ山のドラゴンにエンチャントしてしまうと稲妻1枚圏内となってしまうため非常にリスキー。他の色のボスに関しても安定を取るならば手札に抱えておくのが無難。

 

*1:"流動石"により赤の印象が強いが、黒にもたびたび登場する。最新の物では《モーギスの好意》。最近は青いクリーチャーも起動型能力で同様の挙動をしがち。

*2:とてもショッキングだね。

*3:ヨシ!

*4:当社調べ

*5:当社調べ

【旧枠モダン】モダンホライゾン2による影響まとめ

old-flame-modern.hatenablog.jp

旧枠モダン視点のモダンホライゾン2、答え合わせ編です。

執筆中の旧枠モダン入門記事内で語るには重すぎたので別で書きました。

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影響度の低いものは飛ばしつつ、上段左上から右に順に紹介します。

 

 

《霊体の先達/Karmic Guide》

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ということで無事初手から影響の強かったものを紹介できます。*1

霊体の先達はリアニメイト能力を持ったクリーチャーですが、霊体の先達2枚と生け贄のみをコストとする起動型能力で無限ループを形成します。

具体的な手順は

①墓地に霊体の先達がいる状態で霊体の先達を戦場に出す。

②霊体の先達のリアニメイト能力の対象を霊体の先達に。

③効果の解決前に、戦場に出ている霊体の先達を何らかの起動型能力により生贄。

④新たに出た霊体の先達のリアニメイト能力で生贄になった方の霊体の先達を対象にする。

以後③④の繰り返し。

となり、③の部分の起動型能力を無限に起動することができます。

具体的な相方は《狂気の祭壇》と《ゴブリンの砲撃》で、これらを組み合わせたコンボデッキをカーミックボンバーと呼びます。あのMTGwikiにも載っている由緒正しい古代のデッキです。

mtgwiki.com

残念ながら当時のデッキリストは掲載されていませんが、なんにせよ霊体の先達は旧枠モダンにおいて"弱いカードが特にない無限コンボ"を環境にもたらしました。

以前あった無限コンボといえば《永劫の輪廻》であり、コンボ専用パーツの多さ、弱さが非常にネックになっていました。*2

モダンホライゾン2発売前後の交流会で最も存在感を放っていたデッキの1つで、色の安定を求めた赤白、《クローサの大牙獣》によるリアニメイト戦略や《エラダムリーの呼び声》によるサーチを使うナヤカラー、同じく再録された《名誉回復》などで盤面*3への干渉力を高めたマルドゥカラーが存在します。

note.com

toriniku-wing.hatenablog.com

とにかく全体的にカードが強く、《なだれ乗り》連打による押し付けの上に無限コンボによる即死が存在しています。

現行旧枠モダンにおける最強のデッキの一角であることは疑いようがないでしょう。

 

《浄化の印章/Seal of Cleansing》

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《真の木立ち》によるシルバーバレット、各種エンチャントレスでのドロー、《オーラ術師》での再利用など、色々と活用されています。

 

《独房監禁/Solitary Confinement》

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エンチャントレスでの自衛カードとして使われるほか、《ゴブリンの太守、スクイー》によるロックカードとして使用されています。

 

《対抗呪文/Counterspell》

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"青春"の青要素、カウンタースペルの始祖であるカウンタースペルそのもの。

旧枠モダンにおける打ち消し呪文は《マナ漏出》*4《雲散霧消》*5《中略》*6《神秘の蛇》*7が主力でした。

そんな中で《対抗呪文》を得たことで強化、誕生したデッキは主に3つ。

ユーロブルー

カウンターバーン

ネザーゴー

いずれも《ミシュラの工廠》による影響によるも非常に大きいですが、対抗呪文もそれらをデッキたらしめていることは間違いないでしょう。

note.com

worldgainer.hatenablog.com

 

《激動/Upheaval》

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《サイカトグ》は旧枠モダンにはいませんが、別の相方はいます、その名も《ゾンビの横行》。

①8マナを用意できる状態で《激動》。

②浮いた2マナで《ゾンビの横行》、戻ってきたカードをゾンビに変換。

③大量のゾンビが更地を駆け抜ける!!!

という単純明快なもので、前項で紹介したネザーゴーのメイン、あるいはサイドプランとして使われています。

それぞれが単体でもある程度機能するのが特徴です。

使用者の多い人気のデッキで、上位入賞もしているトップメタの1つです

モダンホライゾン2前にも激動ゾンビは存在していたそうですが……。*8

 

《不可思議/Wonder》

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様々な形が考案されたが結局強いデッキは誕生しませんでした。挑戦者求。*9

 

《陰謀団の先手、ブレイズ/Braids, Cabal Minion》

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現行旧枠モダンを語る上で外せない1枚。ミラーリ争奪戦の覇者。

ノワールの核にして切り札であり、発売前後の交流会はカラフルなノワール展示会となっていました。

mtgwiki.com

タッチカラーは白や緑が多い、とされながらも赤が制したのは面白いことだと思います。

ブレイズによって単体除去の評価が見直され、「やはり《稲妻》が強い」「どんなに弱くても《今わの際》を使うしかない」「《恐怖》はやっぱダメ」などの悲鳴が上がりました。

yakitori-sunagimo.hatenablog.com

 

《総帥の召集/Patriarch's Bidding》

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オンスロート当時に活躍した名カードですが、今のところ目立った活躍はできていない状態です。

最も完成形に近いのがゴブリン召集ですが、マナベースに不安が残っているため本命として使うプレイヤーはいませんでした。

人間召集*10、ファイレクシアン召集*11といった当時存在しないシリーズも考案されましたが残念ながら実用化には至らず。

 

《火炎の裂け目/Flame Rift》

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赤単バーンが大幅に強化されました。

愛好家は少ないものの、「見たくないカード」の筆頭です。

 

《ゴブリンの砲撃/Goblin Bombardment》

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カーミックボンバーのキーカード。

《狂気の祭壇》と異なり、ライフにも盤面にも干渉するのでビートダウンプランにも貢献するのが特長です。

これにより《ルフ鳥の卵》を孵化させるテクニックが一線級になりました。

 

《帝国の徴募兵/Imperial Recruiter》

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モダンホライゾン2によってもたらされた中でも最強のカードです。

《なだれ乗り》の水増しとしての使用が最も頻度が高く、3→4の流れは旧枠モダンのA定食と呼んでも過言ではないでしょう。

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もっと親の顔見て

《霊体の先達》、《ブレイズ》と現環境の主役カードを支えているのもこの人です。

本来の使い方ともいえるシルバーバレット戦術もよく利用されており、よくあるサーチ先は

《荊景学院の戦闘魔道士》・・・コラコマ。2点火力とアーティファクト破壊。

《雲を追うエイヴン》・・・エンチャント破壊。飛行目当ての場合も。

墓所を歩くもの》・・・墓地対策。

《絹鎖の蜘蛛》・・・飛行対策/固すぎるブロッカー。

《陶片のフェニックス》・・・地上スイーパー。

など、ほぼなんでもできます。

モダンホライゾン2が大量に流通してくれたおかげで、昔では考えもしなかったようなお求めやすい値段で買えるので、とりあえず4枚買ってもいいと思います!オススメ!

 

《女魔術師の存在/Enchantress's Presense》

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旧枠モダンの"女魔術師"が8枚体制となり、エンチャント軸のデッキがローグデッキの域を脱しました。

特に強力なのが《オーラトグ》+《怨恨》のいわゆるオーランカーデッキで、安定性が大きく向上して"デッキ"として扱われるようになりました。

先代と比べて除去されづらく、重ね引きをしてもドローが進むという素晴らしいカードです。*12

 

《狩り立てる群れ/Hunting Pack》

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個人的に一押しのカードです!

緑単、赤緑、緑白を経て最終的に青緑になったストームデッキのフィニッシャーです。

old-flame-modern.hatenablog.jp

かなり癖があるので、これを勧めるのはどうなんだ……?と思いますが、安くて面白くて、まあまあ強いので気になったら回してみてください。

ただし1人回しより対人の方が強いです。*13

 

《火 & 氷 / Fire & Ice》

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本家モダンでも活躍してます。すごい。旧枠モダンでも普通に強いです。

色が合えば大体入るパワーカードに説明もなにもあったもんじゃないですが、旧枠モダンは色マナがタイトな場合が多いので、《氷》をアップキープやエンドに土地に撃つパターンは他より多いと思います。

 

《真の木立ち》

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《独房監禁》や《ミラーリの目覚め》を搭載したデッキを中心に採用されています。

バベル待望の《機知の戦い》にアクセスできる1枚でもあります。

また、先述のカーミックボンバーにも採用されることがあります。

 

《名誉回復/Vindicate》

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インベイジョンブロック構築でも引っ張りだこの万能除去です。

《崇拝》などの詰みパターンがメインから減らせるすごいやつです。

白黒系ビートダウンはあまり愛好家がいませんでしたが、これにより挑戦者が増えて研究が進みつつあります。*14

 

《押し出し成形機械/Extruder》

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今回のアイドル枠。誰も知らなかったアイドル。実力は本物

プレビュー期間中に最もネタにされたカードでしたが、これを入れた茶単が想像の10倍強かった

見かけ上のサイズはタフネス3なものの、コストを用意できれば《稲妻》圏外であり、象を一方的に討ち取ることもできるのでエコーを払う価値が十分にあり、《トリスケリオン》に全力で射出させたり、カウンターを乗せる先を選べるので戦闘が格段に難しくなったりと、謎のカードの正体は今まで存在しなかった"茶単を茶単で組む最大の理由"でした。

旧枠モダンが今年誕生したゲームだったとしたらTwitterのアイコンはコレだったと思います。

 

《ネビニラルの円盤/Nevinyrral's Disk》

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元祖リセットボタンです。昔EDHでお世話になった方も多い、というかもはやEDH以外で見ることの方が少ないのではないでしょうか。

EDHでも強いカードですが、EDHと違ってなんとデッキに4枚まで入ります。そっちで慣れてる人はこれが2枚ある初手を見るだけで面白いと思います。

旧枠モダンにおいては、ありそうでなかったエンチャントをすべて破壊できるカードとして既存のメタゲームを破壊しました。プレインズウォーカーが存在しない当フォーマットでは本当に盤面を綺麗にしてくれます。*15

今まで通ってしまったエンチャントを触りづらかったカウンターバーンなどのデッキにも使われているほか、流してからのブレイズといった卑劣極まりない*16行為も発生しているようです。

 

《陰謀団の貴重品室/Cabal Coffers》

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《生命吸収》《霊魂焼却》といったカードがないので黒単でも《沼》が優先されます。

いつか活躍する日が来るといいですが……。

 

《ミシュラの工廠/Mishra's Factory》

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最後を飾るにふさわしい最高の1枚。

色、攻守を問わず様々なデッキタイプで使用される、起源にして頂点なミシュラランドです。「このカードの存在によって《神の怒り》が環境から追い出された。」と言ってよいほど多大な影響をもたらしました。

ただし"強いカードの色拘束が強い"旧枠モダンにおいては色事故のもとになりやすく、特に白系のアグロでは採用が難しいです。

ミッドレンジやコントロールに壁や全体除去後のアタッカーとして採用されます。特に色事故と無縁の茶単とは相性が良く、苦手だった全体除去後のアタッカーとしてはもちろん、通電式キーによりサイズを上げるテクニックも存在します。

逆に、コントロールはミシュラランドへの対策が必須になりました。

《恐怖》より《燻し》、あるいは《闇の追放》がベターでしょう(ただし今述べたものは《ブレイズ》に当たらないので《悪魔の布告》のがいいかもしれません)。*17

 

本ページのまとめ・筆者の主観によるTier表

環境への影響が特に大きかった(あるいは話題になった)カードは以上となります。

挙げた枚数としては20枚ですが、どれだけ影響が大きかったかは想像できたと思います。

長々と述べていたり、プレイヤー様によるデッキ紹介リンクまで貼ってるようなデッキであれば握っても間違いはないであろう強いデッキです。

 

最後に筆者の主観によるTier表を記載します。

狭い界隈の専用機を乗っけてもしょうがないので、ある程度プレイヤーがいるものに絞っています。

Tier1 (デッキが強くてかつ人気のもの。必ず対策をすべき)

カーミックボンバー(色不問)

ノワール(色不問)

青黒コントロール(ネザーゴー、激動ゾンビ合算)

Tier2 (デッキは強いが愛好家は少なめ、またはその逆。意識はしておいたほうが良い)

茶単

ウェイク(色不問)

《神秘の蛇》系クロックパーミッション

エルフ

《狩り立てる群れ》ストーム

Tier3(やや劣るが環境に存在する。マッチングしたときに焦ってはいけない)

ゴブリン(赤単、召集)

バベル

青白コントロール

黒単コントロール

*1:公開順でも初手は対抗呪文なのでいいんですけどそれはまあそれです。

*2:《永劫の輪廻》+《陰極器》+《狂気の祭壇》。対戦相手のライブラリーを削るため、サイド後に《天啓の光》を差し込まれることもあった。

*3:主に土地

*4:めちゃくちゃ強いが終盤にちょっと弱い。

*5:僅かに重いけど確定だし追放が偉い。なんなら対抗呪文より優先することもある。

*6:常に重くて弱い。それでも入れなきゃならない時がある。

*7:概ね神のカードだけど色がとにかくキツい。

*8:《自然の類似》で全ての土地をクリーチャー化し、《脱出》でジェネリック《激動》。本物と違って《ゾンビの横行》が戦場に残る上にキーカードが全てインスタントなのでエンド時に仕掛けることもできる。と書くと強そうだが、2名が組んで通算10戦以上したがどちらも1勝もせずに解体された。

*9:《ゾンビの横行》と組み合わせたワンダーゾンビなど

*10:ミラディン後に一応追加されてはいる。

*11:は?

*12:これはテキストの読み上げです。

*13:ブラフができるしストームが稼げるので。

*14:白黒は強いカードの色拘束が凄いので《コイロスの洞窟》に加えて《真鍮の都》まで入ることもあり、なんなら《ファイレクシアの闘技場》も採用されることがある、くらいヤバいので《魂の管理人》を入れました。という話があって普通に強かった。

*15:再生は残ります。シャンダラーテクニックだね。

*16:褒めています。

*17:しかしノワールにはネズミが入るので完全な対策は難しい。やはり《稲妻》

【旧枠モダン】緑単ストーム

 はじめに

発売ッ!モダンホライゾン2!

読者の皆様はもう新しい旧枠モダンは組みましたでしょうか?

今回の追加カードはなんと38種類、アイディアが湧き出てはまとまらずに霧散なんてことを繰り返しているのではないでしょうか。

私もそんな感じで燻っている状態ですが、たまには組んだデッキをアウトプットするべきだと身内から指摘されてしまったので、新環境の仮想敵となるべくデッキリストを共有させていただきます。

 

デッキリストと解説

4 《濃霧/Fog》
4 《新たな芽吹き/Regrowth》
4 《生き返り/Revive》
4 《不屈の自然/Rampant Growth
4 《早摘み/Early Harvest》
4 《砕土/Harrow》
4 《吠えたける鉱山/Howling Mine》
4 《ネビニラルの円盤/Nevinyrral's Disk》
3 《狩り立てる群れ/Hunting Pack》
25 《森Forest》 

 新規カードは赤文字で表記しました。かわいいですね。

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今回の主役

 ということで今回の主役は旧枠モダン3枚目のストーム呪文《狩り立てる群れ》です!

デッキの動きは至極単純、土地を伸ばし、《早摘み》でマナ加速し、ストーム!

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いつもの

……そう、旧枠モダンにも存在する"再供給ファイア"と同じです。

旧枠モダンにおいてあまり結果を残せなかった再供給ファイアに似たデッキをなぜ取り上げるのか、それはもちろんこの緑単ストームが"強いデッキ"であると自信を持っているからです!

 

再供給ファイアの弱点の1つはカウンターに対する弱さです。

原典と異なりオアリムの詠唱がないため、特大の火の玉が消えたらそこで終わりでした。しかし今回はストーム呪文なのでカウンターに強いです。

盤面への干渉手段が少なかった問題もネビニラルの円盤が解決してくれました。

ストームカウントの問題に関しては前述の砕土、早摘みに加えて《濃霧》を採用しました。

これにより濃霧と新たな芽吹き、生き返りで3種類と見做し、吠えたける鉱山によるターボフォグ戦略を取ることが可能となっています。

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緑単ターボフォグ

フィニッシャーが緑になったことにより、再供給ではなく生き返りで十分になったのも大きなポイントです。

新たな芽吹きはネビニラルの円盤も再利用できるので、非常に粘り強いデッキになりました。

 

デッキ相性など

前述したとおりカウンターデッキには相性がいいです。

青が対抗呪文を獲得したことにより、雲散霧消や中略が減る見込みなのも追い風です。

シンプルなビートダウンにも強いです。

森が5枚立っている状態の時点で、早摘み→狩り立てる群れのコンボ(もちろんあるいはブラフ)が成立するため、早めのターンから戦闘をコントロールできます。

逆に新規勢力であるカーミックボンバーにはほぼ勝てないことを確認しています。ほかスクイーバインドなどの戦闘を介さないバーンダメージに対してこのデッキは無力です。

 

サイドボードや今後の構築の展望は非公開とさせていただきますが、個人的にはこれからも遊べるデッキであると認識しています。

以上、簡単な紹介でした。