巳年。
あけましておめでとうございます。
この記事が公開されているということは、これらのデッキはもうこの世にはいないでしょう。
本年もよろしくお願いいたします。
新年といえば恒例のイベントがある。
初詣、親戚との挨拶、そしてアメニティードリーム新宿店のお正月旧枠モダンだ。
【MTG大会結果】
— アメニティードリーム新宿店 (@amenity_shin) 2023年1月4日
本日開催した「お正月 旧枠モダン」は6名様にご参加いただきました!
優勝は「カーミックボンバー」👼
を使用した「SINOZAKI」様でした!
おめでとうございます!
次回の旧枠モダン大会は1月21日の
「旧モ ファイトクラブ」となります。
ご参加お待ちしております!🥳#MTG pic.twitter.com/SuGWZk97lo
【#MTG 大会結果】
— アメニティードリーム新宿店 (@amenity_shin) 2024年1月3日
本日開催した旧枠モダン大会
「お正月旧枠モダン杯」 は7名様にご参加いただきました! 優勝は「黒単ウィニー」を使用した 「Miyahara」様でした!🥳
次回の旧枠モダンイベントは1月20日予定です。
是非ご参加ください!('◇')ゞ #MTG #旧枠モダン pic.twitter.com/hoH6UjRAoe
今月18日にも定例の旧枠モダンイベントの開催を予定しており、40回目の開催となるらしい。私は本イベントに詳しくないが、年に1回の開催と仮定するとなんと40年の歴史を持つということになる。伝統的なイベントであることに違いはないのでぜひ参加しよう!
さて、そんな伝統的神事に参加するにあたって私は必ず"縛り"を課すことにしている。
それはその年の干支のクリーチャータイプを軸にデッキを組むというものだ。
一昨年の卯年は旧枠モダン唯一の兎である《ヴィザードリックス》を4枚投入した青単トロンを、去年の辰年は《ニコル・ボーラス》アミュレットコントロールを持ち込んだ。
今年は巳年。旧枠モダンには蛇が4種類のみ(おっと、前回使った忌々しい4マナ3/3レベルの話はしていないぞ)が存在する。
幸いなことに色が3色に固まっている。海蛇も検討したが、あまりにも情けなかったので船からは下りてもらった。
そしてこれは神事なので、この一年における旧枠モダンにおける新規カードの豊作を願って、マジックの歴史の中でも極めて強力な蛇の力を借りることとした。
数少ない眼単体でカード化*1されている《知恵の蛇》である。
蛇たちにとって理想的な飼育環境を整えるのは飼い主の義務であるため、【沼地の王コントロール】で採用されている《邪悪の気配》や【アグロソルカナー】で実績のある《邪悪の気配》を採用した。《幻覚》は既に見ているためデッキの中には不要だ。
ここでデッキがエンチャントに寄っていることが明らかになるため、保険のマジレスとして《ヤヴィマヤの女魔術師》《女魔術師の存在》を採用する。究極完全態グレート束の完成である。
https://www.hareruyamtg.com/decks/905796
《リバー・ボア》は黒系デッキに弱いため入れ替えが必要となる。《不吉の月》の返しが《蛇人間の戦士》ならば初笑いが確定となりそのままマッチを取れるはずだ。
《ルートウォーターの女族長》は遠くから見たら蛇みたいなもんだし、なんか役割も持てなくもなさそうなので採用。
《地の封印》は長引いたインフルエンザで断念したカーミックモンバーくんへの手向けとして採用した。まあ、当日朝に組むかぁで起きたのが11時だっただけなのだが……。
駅伝、はじまる。
お正月旧枠モダンは5名でスタート、初戦は当然不戦勝。
ここでは全勝者が確定した時点で終了となるため、階段の結果次第では続く第2ラウンドが最終ラウンドとなる。
第2ラウンド アグロドメイン
G1
森、山からの《不屈の自然》からの島を見届けた返しに森に《海の要求》。
《怨恨》とともに膨れ上がった《ヤヴィマヤの女魔術師》と特になんもしてない《リバー・ボア》が《稲妻の天使》を踏み越えていった。
G2
"絶好調"なのであった。
《ヤヴィマヤの沿岸》《反射池》と何も不自由しない約束されたマナベース、このデッキ最強のカードである《ヤヴィマヤの女魔術師》もあり福男の称号を得たのであtt
そういえば初日の出を見てなかったなぁと思い、心の中でありがとうございましたと頭を下げたらその後何も引かずゲームが終了していた。
まさか10枚の基本土地を一切引かないとは……。
G3
初日の出2回目です。ありがとうございました。
まさか10枚の基本土地を一切引かないとは……(再放送)。
《女魔術師の存在》を優先して、月が見えているのに《肥沃な大地》(先3T引き)を遅らせた罰である。猛省。
【#MTG 大会結果】
— アメニティードリーム新宿店 (@amenity_shin) 2025年1月4日
【旧枠モダン大会 結果】
本日の「お正月旧枠モダン杯」は 5名様にご参加いただきました! 優勝は「アグロドメイン」 を使用した「Idoma」様でした!
次回のイベントは1月18日開催予定の
「旧モファイトクラブ」です!
本年もよろしくお願いします('◇')ゞ #旧枠モダン pic.twitter.com/eQjpTNF2kF
階段も崩壊して大会終了RTAは無事完走。完走した感想戦を軽く済ませてイベントブッキングにより発生したお正月旧モ駅伝は次の区間へ。
新春葉原
年末の新宿、密室での会合で取引されたシークレットデッキ【目かくしコントロール】を世に解き放つ時が来た。これはまずリストをご覧いただこう。
https://www.hareruyamtg.com/decks/903778
デッキの思想はシンプルなものだ。
大量のキャントリップでデッキを回し、膨れ上がったストームでアドバンテージを得る。
ドローを連打する都合上、アクセスが比較的容易なためメインボードからピン挿しが肯定される。
そうして年末の天ぷら、正月の寿司の価格のごとく膨れ上がったストームの《翼の破片》は《残骸の漂着》となり、細いアタックは《懲罰》改め《放浪皇》で刈り取る。
フィニッシャーは通常《聖なるメサ》が強力だが、このデッキではなぜか《聖なるメサ》を守ることが難しいため《正義の命令》頼みとなった。
このデッキの看板とされているのが《目かくし》。
特に《ミシュラの工廠》と組んだ際に予期せぬ0:1交換ができ、さながら《夏の帳》のような活躍をすることがある。
しかも《アダーカー荒原》からの1点ダメージも軽減できる!
このような鉄壁の布陣であるため、アドバンテージ獲得先であるクリーチャーはほぼ素通しで良く、《嘘か真か》に頼らずともデッキを回せるので手札を秘匿し続けることができるのがこの【目かくしコントロール】の強みなのだ。
……
《目かくし》《翼の破片》と動くには(1)(白)(白)(白)を構える必要がある。
《ミシュラの工廠》は当然4!
サイクリングランドはマスト(原作者の意向)
(青)(青)構えづらいし、《中略》X=0でストーム稼げるの最高じゃね?(レッドブルテキーラのもたらした天啓)
まあ《対抗呪文》は嗜みだろ……(現場判断の急な原作改変)
細すぎる勝ち筋。
《幽体の先達》《起源》《包囲攻撃の司令官》などの危険物を素通しして1-2。全知ドラフトと勘違いして組んだデッキなんじゃないかと思った。
リスアラームの無限リスを《幸いなる逆転》で3倍無限ライフにした回は勝利。呪術廻戦完結おめでとうございます。
【#MTG #MTG_BMA 】
— BIGMAGIC 秋葉原店 (@bigmagicakb) 2025年1月4日
本日開催の旧枠モダンBM杯優勝は赤白石臼でした!おめでとうございます!!
本年も宜しくお願い致します!!! pic.twitter.com/PZ6V8nAbqC
教訓:デッキは強い方がいい。
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