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【旧枠モダン】旧モ駅伝2025

巳年。

あけましておめでとうございます。

この記事が公開されているということは、これらのデッキはもうこの世にはいないでしょう。

本年もよろしくお願いいたします。

 

新年といえば恒例のイベントがある。

初詣、親戚との挨拶、そしてアメニティードリーム新宿店のお正月旧枠モダンだ。

今月18日にも定例の旧枠モダンイベントの開催を予定しており、40回目の開催となるらしい。私は本イベントに詳しくないが、年に1回の開催と仮定するとなんと40年の歴史を持つということになる。伝統的なイベントであることに違いはないのでぜひ参加しよう!

さて、そんな伝統的神事に参加するにあたって私は必ず"縛り"を課すことにしている。

それはその年の干支のクリーチャータイプを軸にデッキを組むというものだ。

一昨年の卯年は旧枠モダン唯一の兎である《ヴィザードリックス》を4枚投入した青単トロンを、去年の辰年は《ニコル・ボーラス》アミュレットコントロールを持ち込んだ。

今年は巳年。旧枠モダンには蛇が4種類のみ(おっと、前回使った忌々しい4マナ3/3レベルの話はしていないぞ)が存在する。

《リバー・ボア》《アナコンダ》《蛇人間の戦士》《神秘の蛇》

幸いなことに色が3色に固まっている。海蛇も検討したが、あまりにも情けなかったので船からは下りてもらった。

そしてこれは神事なので、この一年における旧枠モダンにおける新規カードの豊作を願って、マジックの歴史の中でも極めて強力な蛇の力を借りることとした。

《好奇心》《知恵の蛇》《知恵の蛇の眼》

数少ない眼単体でカード化*1されている《知恵の蛇》である。

《海の要求》《邪悪の気配》

蛇たちにとって理想的な飼育環境を整えるのは飼い主の義務であるため、【沼地の王コントロール】で採用されている《邪悪の気配》や【アグロソルカナー】で実績のある《邪悪の気配》を採用した。《幻覚》は既に見ているためデッキの中には不要だ。

 

ここでデッキがエンチャントに寄っていることが明らかになるため、保険のマジレスとして《ヤヴィマヤの女魔術師》《女魔術師の存在》を採用する。究極完全態グレート束の完成である。

https://www.hareruyamtg.com/decks/905796

《リバー・ボア》は黒系デッキに弱いため入れ替えが必要となる。《不吉の月》の返しが《蛇人間の戦士》ならば初笑いが確定となりそのままマッチを取れるはずだ。

《ルートウォーターの女族長》は遠くから見たら蛇みたいなもんだし、なんか役割も持てなくもなさそうなので採用。

《地の封印》は長引いたインフルエンザで断念したカーミックモンバーくんへの手向けとして採用した。まあ、当日朝に組むかぁで起きたのが11時だっただけなのだが……。

 

駅伝、はじまる。

お正月旧枠モダンは5名でスタート、初戦は当然不戦勝

ここでは全勝者が確定した時点で終了となるため、階段の結果次第では続く第2ラウンドが最終ラウンドとなる。

第2ラウンド アグロドメイン

G1 

森、山からの《不屈の自然》からの島を見届けた返しに森に《海の要求》。

《怨恨》とともに膨れ上がった《ヤヴィマヤの女魔術師》特になんもしてない《リバー・ボア》が《稲妻の天使》を踏み越えていった。

 

G2

"絶好調"なのであった。

《ヤヴィマヤの沿岸》《反射池》と何も不自由しない約束されたマナベース、このデッキ最強のカードである《ヤヴィマヤの女魔術師》もあり福男の称号を得たのであtt

ひょ?

そういえば初日の出を見てなかったなぁと思い、心の中でありがとうございましたと頭を下げたらその後何も引かずゲームが終了していた。

まさか10枚の基本土地を一切引かないとは……。

 

G3

(再放送)

初日の出2回目です。ありがとうございました。

まさか10枚の基本土地を一切引かないとは……(再放送)。

《女魔術師の存在》を優先して、月が見えているのに《肥沃な大地》(先3T引き)を遅らせた罰である。猛省。

階段も崩壊して大会終了RTAは無事完走。完走した感想戦を軽く済ませてイベントブッキングにより発生したお正月旧モ駅伝は次の区間へ。

 

新春葉原

年末の新宿、密室での会合で取引されたシークレットデッキ【目かくしコントロール】を世に解き放つ時が来た。これはまずリストをご覧いただこう。

https://www.hareruyamtg.com/decks/903778

デッキの思想はシンプルなものだ。

大量のキャントリップでデッキを回し、膨れ上がったストームでアドバンテージを得る。

ドローを連打する都合上、アクセスが比較的容易なためメインボードからピン挿しが肯定される。

《選択》《のぞき見》《衝動》
《残骸の漂着》《放浪皇》

そうして年末の天ぷら、正月の寿司の価格のごとく膨れ上がったストームの《翼の破片》は《残骸の漂着》となり、細いアタックは《懲罰》改め《放浪皇》で刈り取る。

〇《正義の命令》●《聖なるメサ》

フィニッシャーは通常《聖なるメサ》が強力だが、このデッキではなぜか《聖なるメサ》を守ることが難しいため《正義の命令》頼みとなった。

《目かくし》《ミシュラの工廠》

このデッキの看板とされているのが《目かくし》。

特に《ミシュラの工廠》と組んだ際に予期せぬ0:1交換ができ、さながら《夏の帳》のような活躍をすることがある。

しかも《アダーカー荒原》からの1点ダメージも軽減できる!

 

このような鉄壁の布陣であるため、アドバンテージ獲得先であるクリーチャーはほぼ素通しで良く、《嘘か真か》に頼らずともデッキを回せるので手札を秘匿し続けることができるのがこの【目かくしコントロール】の強みなのだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

都合の悪いことから目を背けていませんか……?

《目かくし》《翼の破片》と動くには(1)(白)(白)(白)を構える必要がある。

《ミシュラの工廠》は当然4!

サイクリングランドはマスト(原作者の意向)

(青)(青)構えづらいし、《中略》X=0でストーム稼げるの最高じゃね?(レッドブルテキーラのもたらした天啓)

まあ《対抗呪文》は嗜みだろ……(現場判断の急な原作改変)

細すぎる勝ち筋。

(発生する激弱インパルスの例)

弱すぎる残り手札の呪い(新カード)

《幽体の先達》《起源》《包囲攻撃の司令官》などの危険物を素通しして1-2。全知ドラフトと勘違いして組んだデッキなんじゃないかと思った。

リスアラームの無限リスを《幸いなる逆転》で3倍無限ライフにした回は勝利。呪術廻戦完結おめでとうございます。

 

教訓:デッキは強い方がいい。

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*1:他には《レイモスの眼》《ウギンの目》《ダスクマントルの目》あたりが該当するが、《(カード名)の眼》としては唯一