はじめに
発売ッ!モダンホライゾン2!
読者の皆様はもう新しい旧枠モダンは組みましたでしょうか?
今回の追加カードはなんと38種類、アイディアが湧き出てはまとまらずに霧散なんてことを繰り返しているのではないでしょうか。
私もそんな感じで燻っている状態ですが、たまには組んだデッキをアウトプットするべきだと身内から指摘されてしまったので、新環境の仮想敵となるべくデッキリストを共有させていただきます。
デッキリストと解説
4 《濃霧/Fog》
4 《新たな芽吹き/Regrowth》
4 《生き返り/Revive》
4 《不屈の自然/Rampant Growth》
4 《早摘み/Early Harvest》
4 《砕土/Harrow》
4 《吠えたける鉱山/Howling Mine》
4 《ネビニラルの円盤/Nevinyrral's Disk》
3 《狩り立てる群れ/Hunting Pack》
25 《森Forest》
新規カードは赤文字で表記しました。かわいいですね。
ということで今回の主役は旧枠モダン3枚目のストーム呪文《狩り立てる群れ》です!
デッキの動きは至極単純、土地を伸ばし、《早摘み》でマナ加速し、ストーム!
……そう、旧枠モダンにも存在する"再供給ファイア"と同じです。
旧枠モダンにおいてあまり結果を残せなかった再供給ファイアに似たデッキをなぜ取り上げるのか、それはもちろんこの緑単ストームが"強いデッキ"であると自信を持っているからです!
再供給ファイアの弱点の1つはカウンターに対する弱さです。
原典と異なりオアリムの詠唱がないため、特大の火の玉が消えたらそこで終わりでした。しかし今回はストーム呪文なのでカウンターに強いです。
盤面への干渉手段が少なかった問題もネビニラルの円盤が解決してくれました。
ストームカウントの問題に関しては前述の砕土、早摘みに加えて《濃霧》を採用しました。
これにより濃霧と新たな芽吹き、生き返りで3種類と見做し、吠えたける鉱山によるターボフォグ戦略を取ることが可能となっています。
フィニッシャーが緑になったことにより、再供給ではなく生き返りで十分になったのも大きなポイントです。
新たな芽吹きはネビニラルの円盤も再利用できるので、非常に粘り強いデッキになりました。
デッキ相性など
前述したとおりカウンターデッキには相性がいいです。
青が対抗呪文を獲得したことにより、雲散霧消や中略が減る見込みなのも追い風です。
シンプルなビートダウンにも強いです。
森が5枚立っている状態の時点で、早摘み→狩り立てる群れのコンボ(もちろんあるいはブラフ)が成立するため、早めのターンから戦闘をコントロールできます。
逆に新規勢力であるカーミックボンバーにはほぼ勝てないことを確認しています。ほかスクイーバインドなどの戦闘を介さないバーンダメージに対してこのデッキは無力です。
サイドボードや今後の構築の展望は非公開とさせていただきますが、個人的にはこれからも遊べるデッキであると認識しています。
以上、簡単な紹介でした。